偏差値を上げる方法【自学自習を身に付ける】

受験勉強

「学校の定期テストではそこそこいい点とってるのに、模試になるといい点がとれない」

「偏差値ってどうやって上げていけばいいんだろう…」

こんな悩みをもつ受験生は多いと思います。かくいう、僕も同じ悩みをもっていましたからね。

学校の定期テストでは学年トップクラスでしたが、模試となると全く点数がとれないんですよね。何なの、この現象って思ってました。ていうか、模試の問題むずすぎですよね。

ですが、僕は最終的に模試で偏差値を20上げた経験からわかったことがあるので、今回はそれを共有していきます。

この記事からわかること

  • 学校のテストではいい点が取れるけど、模試だといい点をとれなくなる原因がわかる
  • 偏差値をどう上げるかがわかる

では、さっそく内容を見ていきましょう。

模試になると点数がとれなくなる理由

結論からいうと、模試はあなたの現在の「実力」を見ているからです。

模試って、出題範囲は今までの学習範囲すべてですし、教科書の練習問題で出てくるような基本的な問題は最初の方にチョロっと出てくるだけで、ほとんどが応用問題ですよね。

一方で、学校のテストって出題範囲はここからここまでと決まっていますし、出される問題も基本的な問題が多いですよね。

なので、ある程度しっかり勉強していれば、学校のテストでそこそこいい点数がとれるのはある意味当たり前なんですね。

厳しいことを言うようですが、あなたが模試でいい点数を取れないのは実力が不足しているからなんです。

でも、安心してください。実力を身に付けるって簡単なことではないので、みんなあなたと同じような悩みを抱えています。

では、「実力」って何なんでしょうか。

実力を身に付ける条件は以下が考えられます。

  • 基本的な知識は反射で答えられる
  • 応用問題の解答を「肉体的に」知っている

「実力」があるというのは、今まで学習してきた範囲全体の基本的な知識は反射的に出てくる状態で、かつ、その知識の応用的な使われ方も脳みそにしみ込んでいる状態のことです。

よくある勘違いは、応用的な使われ方を知っていればいいんでしょって思ってる人。「知っている」という状態はまだ全然浅いんですよ。

たとえば、野球で、球が来たらこうやって打てばいいんでしょっていうバッティングの理論を「知っている」状態と、実際に打率のいい選手がバッティングの技術を「肉体的」に会得している状態ってめちゃめちゃ違いますよね。

勉強もこれと一緒です。応用問題の解き方を知っている状態はまだダメで、解答が反射的に出てくる状態にしなければいけません

なぜなら、模試に出てくる応用問題は基本的に初めて見る問題です。なので、「あの問題に似てる」だとか「あれとあれを組み合わせれば解けるな」だとかが、「知っている」状態ではできないんですよ。しかも、制限時間もあるんですよ。「うーん」ってじっくり考えている時間も無いんですよ。これは数学の話ですが、英語とかでも一緒ですよ。

ここまでの話でわかると思いますが、模試で点数をとるためには、まず「反復学習」がマストで必要です。今までの全学習範囲がテスト範囲なので、当然、全学習範囲の反復が必要ですよね。

また、ただ「知っている」のでは足らなくて、反射的に解答が出てくる状態でなければいけません。では次に、この状態までもっていく方法を解説します。

自学自習ができないと偏差値は上がらない

結局、「自学自習」ができないと偏差値は上がりません。

なので、みなさん「自学自習」を身につけましょう

これが、結論です。

自学自習ができないと偏差値が上がらない理由は以下です。

  • 知識の反復ができない
  • 主体的な学習ができない
  • 応用問題を解く機会が少ない

繰り返しになりますが、勉強において最重要なのは「反復」です。

では、学校の授業だけで反復できますか?もちろん、できません。一回聞いて終わりです。しかも、受動的な学習です。ちなみに、予習・復習してもせいぜい3回しか反復できませんし、重要な応用問題を解くことができません。

なので、やるべきことは、自分で問題集を買って徹底的に「反復」することです。つまり、自学自習能力が求められるというわけです。

僕は自分の周りの人たちを見てきましたが、塾に通って、いっぱい講義受ければ偏差値上がると思ってる人多すぎですね。

先ほどの、実力を身に付ける条件を思い出してください。知識はただ知っている状態ではなく、肉体的に会得した状態にしなければいけないのです

では、受動的に学習して、これができるようになりますか?もちろん、できないです。自分の手を動かして、自分で問題を解いていくしか、知識を「肉体的に」会得することはできないんですよ。

正直、自学自習がちゃんとできるのであれば、塾に通う必要はないですね。

ただ、もちろん、自学自習の「加速装置」として塾を利用するのは全然おすすめします。実際、僕も塾通ってましたからね。

また、授業等だけでは応用問題を解く機会が少ないです。教科書って基本的な問題しか載ってないんですよ。なので、自分で問題集を買う必要があるわけです。

ただ、ここで少し強調しておきたいのは、応用問題が重要だからと言って、基礎をおろそかにしないこと。まず「基礎」、それから「応用」の鉄則は必ず守ってください。

まとめ

では、以上の内容をまとめていきます。

まず、模試になると点数がとれなくなる理由は以下です。

  • 模試は出題範囲が今までの学習範囲すべて
  • 模試は難しい応用問題が多い

まとめると、実力が足らないからということになります。

偏差値を上げる方法は以下です。

  • 知識の反復をする
  • 主体的に勉強する

つまり、自学自習を身に付けましょうということですね。

各教科のより具体的な勉強方法については、過去に上げている記事があるので、そちらをご覧ください。では、今回は以上です。

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