勉強の継続について

受験勉強

みなさん、こんにちは!

最近、社会人になって周りにあまりにも勉強を継続している人が少なく、自分が珍しい人種だと気がつきました。

しかし、彼らの話を聞いてみると、勉強をしたい気持ちはあるが継続ができなくて困っていると言う声をよく聞きます。

一応、僕は大学に入って以降、社会人になった今でも勉強習慣を継続することができています。

そこで、勉強が続かなくて困っている人向けに勉強を継続するコツのようなものを僕なりに語っていきたいと思います。

この記事を最後まで読んでくれれば、勉強を継続するために必要な要素を認識できるでしょう。

勉強を継続する具体的な方法の前に、まずは勉強が継続できない原因を探っていこうと思う。

なぜ、勉強は続かないのか

さて、まず第一章は『なぜ、勉強は続かないのか』について考えてみましょう。

考えられる原因はいくつか挙げられるが、具体的には以下のようなものでしょう。

  • そもそも勉強自体が面白くない
  • 勉強する目的がわからない
  • 誘惑が多すぎる

ざっとこんなところでしょうか。

まずは、勉強自体がそもそも面白くない問題について。

勉強ができる人間にとっては新たなことを学ぶことが楽しいという現象が往々にしてあるかと思うが、勉強をしてきていない人には勉強は毛ほども面白いとは感じないでしょう。

僕は勉強が全くできなかった過去があるので、この気持ちは痛いほどわかります。

しかし、信じられないかもしれませんが、今の僕にとって勉強は娯楽の一種です。

勉強は元来、自分の知的欲求を満たすことのできる楽しいものなのです。

第二に、勉強する目的がわからないという問題について。

なんのために勉強するのかがわからないと思っている学生は多いことでしょう。

目的がはっきりしていれば、ゴールに向かって走り出す人は多いですが、はっきりと決まっていないと頭に疑問符を浮かべたまま勉強をすることになります。

確かに、これでは勉強が続くわけがないです。

第三に、誘惑が多すぎる問題について。

世の中には勉強を阻害するもので溢れています。

例えば、スマホやゲーム、漫画などです。これらはそもそも楽しむために存在しているため、大半の人にとっては勉強よりもはるかに面白いと感じるはずです。

そのため、無意識に勉強と遊びを天秤にかけ、遊びを優先してしまうのも無理はないでしょう。

以上を踏まえた上で、どうやってこの壁を乗り越えていけばいいのか。

その具体的な方法を考えてみます。

勉強を継続させる方法

勉強する目的を明確にする

僕は勉強における三大原則というものが自分の中にはあります。

まずは勉強する目的をはっきりさせることが重要だと僕は考えてます。

勉強する理由がなければ、勉強を継続することはできないです。

勉強する目的はなんでもいいと思います。

例えば、自分の限界の挑戦してみたいとか、頭脳明晰な格好いい人になりたいとか、いい就職先に就いて安定したいとか、モテたいとか。

勉強する理由さえ作ってしまえばなんでもいいと思います。

しかし、重要な点は自分がその目的のためなら何かを犠牲にしてもいいと思う程度には自分が欲する理由でなければなりません

なぜなら、今まで大した勉強をしてこなかった人が新しく勉強をするとなれば、何かを犠牲にするのは必然だからです。

時間というリソースは限られています。

そのため、何かを獲るのであれば、何かを捨てなければなりません。

至極当然の事実です。

これを一般にトレードオフと言います。覚えておきましょう。

そして、勉強の目的をはっきりさせることで、人はその達成に価値を感じるようになります。

この勉強する目的をはっきりさせるということを達成できれば原因の1つ目と2つ目が同時に解決できます。

勉強を継続する上で、根幹となる極めて重要なパートだと思って欲しいです。

計画を立てる

次に欠かせないのが計画です。

大雑把な計画をあらかじめ立てておくことで目標達成確率が大幅に上がります

例えば、「今から美味しいペペロンチーノを作ってください」と言われたとします。

この時、まあ大体こんな感じで作ればできるだろうと作る人と、クックパッドで美味しいペペロンチーノの作り方を調べ上げ、必要な具材と量を計算し、然るべき手順でペペロンチーノを作る人のどちらが美味しいペペロンチーノを作れる確率が高いかは誰の目から見ても明らかでしょう。

また、計画を立てることには、実はこれに付随してくる旨味があります。

計画を立て、必要なタスクを一日に振り分けるとあらかじめやることが明確になっているため、次に何をやればいいのかなどを考えなくて済む。

次にやることは、すでに明確に決まっているのです

さらに、一日毎のタスクをこなすごとに達成感を味わうことができるというメリットもあります

これがモチベーション維持の助けになります。

ただし、実は計画を立てるということには大きな罠が存在します。

それは計画を立てても守れないという罠です。

計画を立ててもそれを守れないと、これは完全に逆効果に陥ることになります。

計画通りに進められない自分を責め続け、「もういいや。」と心が折れてしまう。

つまり諸刃の剣なのです。

なので、計画は大雑把でいいです

それと基本的に計画通りにはいかないというスタンスでいた方が良いです。

あくまで大雑把に手順と期間を定めるだけでいいということです。

これだけでも莫大なメリットがあります。

環境を整える

さて、最重要パートに移りましょう。

正直、今回の記事はこれを言いたくて書いていると言っても過言ではないです。

それは『環境を整える』ということです。

これだけでも覚えて帰って欲しいです。

僕は、勉強とは如何に勉強をする環境を整えたかというゲームだと見ています。

勉強する目的をはっきりさせる。確かにこれは走り始めるために必要。

計画を立てる。これはメリットが大きいため有効。

しかし、9割以上は結局は「如何に環境を整えたか」だと思ってます。

仮にみんな同じ環境で勉強をしたとすると、おそらくそこから出力される結果はみんな似通ったものになるでしょう。

人はよくも悪くも環境に左右される生き物です。

個々のスペックなど対して差異はないです。

環境を整えるとは具体的には、勉強する場所を変える、優秀な人たちを周りに置く、スマホを一時的に封印する、学習塾に通うなどです。

もちろん今挙げた例の中には実現不可能なものもあるでしょう。

しかし、何か一つだけでも変えるだけで抜群の効果があります。

中には「受験する大学を一つに絞る」や「友達との一切の縁を切る」など、正気の沙汰ではないことを本当に実行する過激派もいます。

もちろんここまでする必要はないですが、リスクが高い分効果は跳ね上がります。

最も手っ取り早く、効果が高いのは「勉強する場所を変える」という方法です。

ぜひやってみてほしいです。

ちなみに僕は受験生の頃も社会人となった今も基本的に家では勉強しないというスタイルを貫いています。

勉強場所は今だったら職場の休憩スペース、学生の頃は学習塾の自習スペース、またはカフェや図書館などです。

家に帰った瞬間、無意識にオフモードになってしまい、勉強する気がなくなるからです。

これには科学的な根拠も実はあり、人はどうやら場所と行動を脳内で結びつけているらしいです。

つまり、家ではくつろぐという行動を、職場の休憩スペースでは勉強するという行動を、無意識に場所と行動を結びつけているのだそうです。

僕はこの勉強する場所を変えるという方法に、さらにスマホを一時的に封印するという方法を追加しています。

職場の休憩スペースでは、勉強する前にスマホをロッカーにぶち込んでいます。

また、受験生時代はそもそも学習塾にスマホを持ち込んでいない。つまり、お家に置いていっているのであります。

では休日はどうしているのか。

この場合はカフェや図書館です。

社会人になって気がつきましたが、特に東京のスタバは意識高い系の人たちが多すぎます。

行くとわかりますが、体感7割くらいの人が目をギンギンにして「MacBook」を開いています。

こんな環境では勉強しないことの方が逆に難しいですね。

ちなみに大手学習塾の自習スペースも同じです。

行くとわかりますが、体感7割がわざとシャープペンシルのカキカキ音を出すことに必死になっています。

こんな環境では勉強しないことの方が難しいですよね。

というわけで長々と書いてしまいましたが、今回の勉強を継続する方法という命題の結論を言います。

「目的をはっきりさせ、計画を大雑把に立て、勉強する環境を整える」です。

正直に言うと、今の僕は勉強することでしか自分を満たせなくなっています。

これはなんとも悲しいことなのですが、最近気がついた事実です。

仲のいい友達と飲む、確かに楽しい。

Apexをやってランクを上げる、確かに楽しい。

ワンピースやキングダム、進撃の巨人の続きを読む。うん、確かに楽しい。

しかし、それらでは満足できない、乾き切っている部分が僕にはあります。

それらを行っても何にもなっていないと感じてしまっている自分がいます。

結局、社会人になった今でも自分が勉強したい分野を勉強することが一番充実を感じます。

しかし、だからこそ僕は今まで計画通りに人生を進めることができ、いくつかのことを達成してきているわけですね。

この記事を読んでいる方にもそれを感じてほしい、そんな思いで今記事を書いています。

誰かが変わるきっかけになることを願って終わりにしたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。以上。

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