「これから受験勉強を本格的に始めたいけど、どう進めていったらいいんだろう。」
「受験勉強の計画を立てたはいいけど、計画通り進まないな…。」
こんなふうに思っている受験生の方に向けて、今回は実際に僕が偏差値20以上上げて某名門国立大学に合格した受験勉強の計画の立て方を解説していきたいと思います。
この記事からわかること
- 合格の確率を高める受験勉強の計画の立て方がわかる
- 挫折しない受験勉強の計画の立て方がわかる
先に結論を下に記しておきます。
受験勉強の計画の立て方は
- 過去問を見る
- 問題集を選ぶ
- ペース配分を決める
これだけです。
では、詳しく見ていきましょう。
志望校の過去問を確認
受験勉強の計画を立てる上でまず行うべきことは、志望校の過去問の合格最低点と配点、そして設問を確認することです。これをじっくり読み込んでください。
なぜ、これを最初に行うべきかというと、簡単に言うとゴールを確認するためです。
これはほぼすべてのことに言えることですが、まずゴールを確認しなければそのゴールに到達することはできません。たとえば、登山をするときにゴールが決まっていないと、どのルートでどういうペース配分でどれくらいの物資を持っていけばよいかわからないですよね。
なので、受験においては、まずは志望校の過去問を見なければ計画は立てられるはずがないのです。
そして、このゴールを設定する際には、できるだけゴールを数字にする必要があります。数字にすることで、ゴールの見える化ができ、勉強の進捗状況を管理することができるためです。これによって、合格する確率がグンと上がります。
したがって、最も合理的なゴールの設定は「志望校の合格最低点を上回る」ことになるわけです。
また、配点を見ることで、どこに力をかけて勉強していけばよいかがわかり、設問を見ることでどれくらいのレベル感なのかがある程度わかります。
問題集の選定
ゴールの確認ができたら、次はその志望校に合格するためにどの問題集が必要かを考えましょう。
たとえば、数学だと「黄チャート」→「1対1対応の演習」→「文系数学の良問プラチカ」で合格できそうだなとか。
ただし、問題集を選ぶ際の鉄則として、必ず「今の自分のレベルに合った問題集を選ぶ」ようにしてください。
よくある失敗例として、いきなり自分の身の丈に合っていない問題集を選んで勉強してしまい、結局途中で挫折してしまうケースです。これは、受験では本当によくある例の一つなので必ず守りましょう。
ペース配分を決める
次に、自分の選んだ問題集をどのようなペースで進めれば受験本番に間に合うかを考えましょう。
この時のポイントとしては、計画は細かく立てる必要はなく、大雑把な年間計画と月間目標、週間目標があれば十分です。
よくある失敗例として、1日ごとや時間単位で計画を立てる人がよくいますが、細かく設定しまうと計画通りにいかなかったときにモチベーションが落ちてしまいます。
なので、一番細かくしたとしても週間目標までで十分です。
また、計画を立てる際には必ず余裕(バッファ)を入れるようにしてください。計画というのは、基本的に遅れが発生するのが前提と考えた方がよいです。
逆算思考
最後に、受験全体に関する本質的な考え方を解説します。
この話は、受験に限らずあらゆることに応用可能な考え方ですが、受験勉強というのは本質的には「現状と目標のギャップを埋めていく作業」なんですよ。
なので、ここまで説明してきたことも、単に「目標」と「現状」を確認してどのようにそのギャップを埋めていくか考えましょうと言っているだけなんです。
受験勉強でやることはマジでこれだけです。
僕の考えでは、効率のいい勉強法等を探しまわるよりも、今の自分の実力と目標を確認したらさっさと勉強に移った方が効率がよいと思ってます。なので、計画もそこまで細かく真剣に考える必要はなく、それよりも少しでも勉強を前に進めた方がよいです。
自分で勉強していく中で、やりやすい方法だとか効率がいい方法は自分で見つけていきましょう。
では、今回は以上です。
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