数学の偏差値を40→65に爆上げしたシンプルな勉強法【問題集の高速回転】

受験勉強

こんにちは、たらおです。

突然ですが、勉強しているのに数学の偏差値が上がらず悩んでいませんか。

今回は、数学の偏差値を40→65に爆上げした僕がシンプルな数学の勉強法を紹介します。

まず結論からですが、数学は「簡単な問題集で基礎を固める」→「良質な問題集を1冊決め高速回転させて仕上げる」の2ステップで偏差値爆上げできます。

最終的な目標としては、良質な問題集の問題の解答を「脊髄反射レベルでスラスラ答えられるようになる」ことです。

では、具体的な方法を見ていきましょう。

1. 簡単な問題集を3周する。

まず、最初のステップとして簡単な問題集を1冊決めてください。

簡単な問題集というのは、例えば、「黄チャート」や「白チャート」等がそれに該当します。ですが、チャート式は分厚く量が多いので、もし今の僕が選ぶのであればもっと薄い問題集を選ぶかもです。

ここでのポイントとして、基礎固めの問題集では必ず自分のレベルに合った問題集を選んでください。これは数学だけではなく、受験勉強の鉄則です。少し簡単すぎるかなくらいでちょうどいいです。

そして、その問題集を3周します

そして、ここが重要なのですが、最初の1周目は特に解けない問題も多いと思いますが、3分間考えて解けない場合は、すぐに解答を見て理解しましょう

また、解答を見ても理解ができない場合は、すぐに次の問題にいきましょう

これが数学に取り組む上での基本的な姿勢になります。理由は以下の3つです。

  1. 1回で理解するより反復することの方が重要
  2. 何周かしているとわからなかったところがわかるようになることがある
  3. 1度つまづいてしまうと勉強が続かない

2. 良質な問題集を1冊決め、高速で回転させる

このパートがこの勉強法の肝です。

まず、良質な問題集を1冊決めましょう。その問題集と心中するつもりで必ず1冊に絞ってください。良質な問題集というのは、例えば、「1対1対応の演習」や「文系数学の良問プラチカ」等が該当します。ですが、これらの問題集は少し難易度が高いので、書店等でパラパラ見て合わないと感じたら自分のレベルに合った問題集を探してください。ちなみに、僕は当時河合塾に通っていたので河合塾の良問が凝縮されたテキストで勉強していました。

問題集選びのポイントとしては、繰り返しになりますが、分厚くなく自分のレベルに合った問題集を選ぶことです。

そして、この問題集を3周します。「もう無理だ」と思ったら2周でもいいです。この際も、前述の数学の取り組み姿勢で取り組めばそこまで膨大な時間はかからないはずです。

ここからが最大のポイントです

3周終わったら、その問題集を読みましょう

もう少し具体的に説明すると、問題を読んで頭の中で解答の大筋の流れを再生するのです。例えば、この問題は「点Pで微分して」→「増減表作って」→「上凸のx座標を元の式に入れて」→「最大が求まる」でイケるなとか。

具体的な計算まで手を動かして最後まで解くなんて時間と労力の無駄ですよ。

この方法で、問題集を20周します

「はっ?」て思われた方もいるかと思いますが、これは皆さんが想像するより簡単です。なぜなら、回数を重ねるごとに1周が一瞬になってくるからです。ちなみに、僕は30周とかしてました。15週目くらいでさすがに解答も全部覚えてるし飽きてくるのですが、それでも続けます。まさに「脊髄反射レベルで」解答が出てくるまで。この時は確か、1周2時間とかになってましたね(笑)。

まとめ

以上の内容をまとめます。

  1. Step1. 簡単な問題集を3周して基礎固め。
  2. Step2. 良質な問題集を1冊に決め、読書する。

以上、シンプルな2ステップです。僕はこれで偏差値65に到達しました。

また、これらを取り組む上での鉄則が以下の3点です。

  • 3分間考えて解けない場合はすぐに解答を見る。
  • 解答がわからなくても、すぐに次の問題に移る。
  • 問題集は量が多くなく、自分のレベルに合った問題集を選ぶこと。

結局、受験で成果が出ない人は1冊の問題集を仕上げていません。問題集を何冊も買って勉強するよりも1冊決めて勉強するほうがはるかに効率がいいと僕は考えています。

また、何周してもどうしてもわからない問題というのはおそらくあると思いますが、そんな問題は無視しましょう。その数問の問題に似ている問題が受験本番で出る確率は相当低いですし、もし出たとしても捨てればいいだけです。100点満点でなければ合格できませんなんて大学どこにもないのですから。

難関の大学を志望している方や数学を武器に戦っていこうと思っている方は是非実践してください。以上。

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