Webエンジニアの適性について

こんにちは！

さて、今回は自分に適性のあった職を目指そうという話をしたいと思います。

当たり前のようなお話に聞こえるかもしれませんが、実は自分の適性のあった職に実際に就けている方はそんなに多くはないです。

なぜなら、人はとかくお金が稼げそうな分野や安定した職を目指そうとするからです。

しかし、僕の考えではお金が稼げそうとかひたすら安定を目指して生きようと思っていても、その先には「そこそこ」の人生しか待っていないと思っています。

一つ考えてみて欲しいのですが、例えば、YoutuberのヒカキンさんはYoutubeが稼げそうと思ってYoutubeを始めたのでしょうか。

おそらく答えはNOでしょう。

また、僕の遠い知り合いでは人形を作って海外に売ってかなり稼いでいる人がいますが、彼女は人形作りが稼げる、あるいは安定していると思って始めたのでしょうか。

こちらも答えはNOでしょう。

彼らは初め、楽しくて始めたのではないでしょうか。

そして楽しくて続けているうちに技術や知識が磨かれ、それがある時に市場価値を持つようになり、「結果的に」お金を産んだのではないでしょうか。

しかも彼らはお金が稼げていない間も、おそらくは人生を楽しんでいたでしょう。

なぜなら、自分が楽しいと思ったことしかしていないからです。

僕はこれまでずっと今後の人生をどう生きるべきか考えてきました。

そして、数年前にやっと納得感のある答えが出ました。

それは、自分が楽しい面白いと感じる方向に向かうべきだということです。

これが最終的には幸せになる道だと信じています。

結局のところ、安定や稼ぎや人の勧めなどで動いているのは他人の人生を歩んでいるのと同じです。

このような理由で自分の進むべき道を決めてしまうと、まずその分野で継続することすらできません。

さらに、結果的にうまくいったとしてもその分野とずっと付き合っていくことになりますので、ストレスフルな毎日を送ることになります。

これが幸せと言えるでしょうか。

一方で自分の興味のある分野、あるいはそれを行なっていること自体に面白みを感じる分野に進むと、まず毎日が楽しくなります。

たしかに分野によっては、最初はあまり稼げないかもしれません。

しかし、それは好きなことをやっているので、継続していきます。

そして継続を続けると、じきにそれが自分にとっての専門分野になり、それが人との差別化につながります。

そしてそれは市場価値を持ち始め、何かしらの目に見える成果を生み出すことになるでしょう。

ここで、Webエンジニアという職業について考えてみます。

僕らWebエンジニアというのは基本的には業務後や休日なども普通に勉強しております。

それは、Webの業界自体変化が激しく、新しい技術に追いつかないといけないということもありますが、何より技術的なことに興味があるからです。

しかし、中にはプログラミングが稼げるからという理由でWebエンジニアになってしまい、業務に追いつくのが大変ですぐに辞めてしまう未経験エンジニアがたくさんいると聞きます。

たしかに、業務ではプログラムを書いて開発を進めなければいけないし、業務後にも大して興味のないプログラミングの勉強しなければならないというのでは、むしろ過酷な労働環境ですよね。

ただし、コード書くこと自体が好きで、新しい技術を学ぶことが好きという場合はこれらのマイナスが全てプラスに変わります。

プログラミングが好きな人なら最高の職になりうるのです。

なぜなら、好きなことだけやっていればいいわけですから。

これが僕の言う「適正」ということです。

適正が本当にあれば大して頑張ってもいないのに継続できますし、何より、毎日が楽しくなります。

そして、継続するからこそ、専門的な知識や技術力が磨かれ、それがいずれ市場価値となると僕は思うのですよ。